SOAP(ソープ)とは、カルテを記載する際の形式です。
しかし、SOAPがどのようなものかご存じない方も多いでしょう。
今回は、カルテで欠かせないSOAPについて解説しているので、ぜひご覧ください。
▼カルテで欠かせないSOAP
カルテは、4つの項目に沿って記載していきます。
■Subject(主観的な情報)
主観的な情報とは、患者さんが訴える症状のことです。
痛みや発熱の有無などを主観的情報を聞き取り、カルテに記載していきます。
■Object(客観的な視点)
患者さんが訴えた症状をもとに、医師の視点から客観的な診断をします。
聴診や触診を行い、必要であれば血液やエコー検査などを組み合わせ、これらの情報をカルテに記載します。
■Assessment(総合的な判断)
患者さんの主観症状と医師の診断結果を総合的に判断し、カルテに記載します。
どのような視点で診断に至ったかをカルテにまとめておけば、治療経過を振り返りやすいです。
■Plan(治療計画)
下した診断結果をもとに、どのように治療を行っていくか計画を立てます。
また経過が良くない場合の対応方法も記載しておくことで、次回の診断時にも役立つでしょう。
▼まとめ
SOAPは「主観情報・客観的視点・総合的判断・治療計画」の4項目を表します。
受診から治療経過までを細かく記載することで、今後の治療計画に役立てられるでしょう。
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