採血では腕に針を刺して行うため、血液が飛び散る可能性があります。
そのため、採血を行う医療従事者には感染症のリスクが生じる恐れもあるでしょう。
今回は、採血時において有効な感染症対策を具体的に紹介します。
▼採血時の感染症対策
■手袋を着用する
採血の最中に患者さんの血液が曝露する場合もあるため、直接ふれることがないよう手袋の着用は必須です。
また、看護師の手指に微生物や雑菌などが付いていた場合も、手袋をしていれば患者さんの体内へ侵入を防げます。
手袋を選ぶ際は、手指に合うサイズを選ぶことがポイントです。
■真空管採血ホルダーを正しく使用する
真空管採血ホルダーを正しく使うことにより、患者さんの血液が外に漏れることなく採取できます。
また、ホルダー内に血液が付着する恐れもあるため、使いまわさないようにしましょう。
■
パーテーションを使用する
採血台に、
パーテーションを設置するのも対策として有効です。
ウイルスの行き来をある程度制限できるため、感染症のリスクを減らせます。
■使用した針はすぐに処分する
採血に使用した針が誤って刺さると、感染症の危険性が増すため注意が必要です。
使用した針は専用の針廃棄ボックスを使い、厳重に処分しましょう。
▼まとめ
採血時の感染症対策として、手袋を着用する・真空管採血ホルダーを正しく使用する・
パーテーションを使用するなどがあります。
また使用した針は、専用の針廃棄ボックスを使って、即座に処分しましょう。
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パーテーション付きの採血台も取り扱っております。
医療行為を安全に進めるためにも、ぜひ導入をご検討ください。